中国株(終了):1週間ぶり大幅安-不動産や銀行めぐる懸念で

中国株式相場は下落。指標の上海総 合指数は1週間ぶり大幅安となった。銀行に対する新たな規制が与信の 伸びを抑制すると懸念されているほか、政府が不動産規制を緩和しない との観測が強まった。

中信証券(CITIC証券、600030 CH)、興業銀行(601166 CH)、海通証券(600837 CH)など金融株が安い。中国銀行業監督管理 委員会(銀監会)の関係者が、流動性リスク管理規制が現行の融資・預 金比率から厳格化する可能性があるとの見方を示した。

需要が低迷するとの懸念から、建設機械メーカーの三一重工 (600031 CH)は4営業日続落。中国の最近の住宅価格上昇は政府の経 済政策を「誤って解釈」した結果だと、中国社会科学院金融研究所の研 究員、易憲容氏が指摘した。また、酒造会社の貴州茅臺酒(600519 CH)も値下がりした。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前日比25.96ポイント(1.2%)安の2201.35で終 了。6月25日以来の大幅な下落となった。上海、深圳両証取のA株に連 動しているCSI300指数は同1.4%安の2430.37。

江海証券の陳力求ストラテジスト(上海在勤)は「投資家は4-6 月(第2四半期)の企業業績について懸念しており、利益見通しのさら なる下方修正が見込まれている」と指摘。「不動産規制が緩和されると 予想しているのに全く逆の状況になりそうなため、投資家心理の足かせ となっている」と述べた。

原題:China’s Stocks Decline Most in Week on Property, Bank Concerns(抜粋)

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