【個別銘柄】建機が堅調、ソフバンクやカカクコム安い、イズミ上昇

きょうの日本株市場で、価格変動材 料の出た銘柄の終値は以下の通り。

建機:コマツ(6301)が前日比3.5%高の1968円、日立建機 (6305)が2.3%高の1480円。クレディ・スイス証券は5日付メモで、 国際商品市況の足元の急上昇を受け、3月以降のCRB指数と株価の関 係を見る限り、目先のコマツは2100円、日立建機は1600円程度までリバ ウンドする期待が高まった、との見方を示した。

ジーエス・ユアサコーポレーション(6674):4%安の364円。ゴ ールドマン・サックス証券は4日、目標株価を310円から280円に引き下 げた。車載用リチウムイオン電池がコンセンサスを大きく下回って悪化 すると予想。固定費負担により同事業の大幅赤字が続くとして、13年3 月期から15年3月期までの営業利益予想を5-8%引き下げ、投資判断 の「売り」は継続した。

ソフトバンク(9984):4%安の2860円。SMBC日興証券は4日 付のリポートで、6月29日に付けた直近高値の2995円で当面の天井を打 ったか、次の上値めどである3060円近辺で短期的な揺り戻しが生じる可 能性がある、との見方を示した。

トヨタ紡織(3116):2.5%高の1010円。SMBC日興証券は4 日、目標株価を1120円から1300円に引き上げた。懸念していた車種構成 悪化による利益影響が従来想定に比べ軽微にとどまる可能性が高まった として、13年3月期の連結営業利益予想を325億円から380億円に引き上 げた。

ニコン(7731):1.4%高の2539円。大和証券は4日、投資判断を 「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」に引き上げた。デジタ ル一眼レフが原動力となり、4-6月期業績は想定を上回ると指摘。足 元の利益進ちょくを受け、13年3月期の連結営業利益予想を900億円か ら990億円に上方修正し、目標株価も2000円から2780円に修正した。

イズミ(8273):3.7%高の1673円。テナント数増加に伴う共同管 理費収入の増加などを受けて、3-5月期の連結純利益は前年同期 比94%増の37億1800万円だったと4日に発表した。三菱UFJモルガ ン・スタンレー証券は4日付リポートで、前期の震災特需の反動を考え れば増益はサプライズと評価した。

ローソン(2651):2%安の5440円。大和証券は4日、投資判断を 「3(中立)」から「4(アンダーパフォーム)」に引き下げた。ファ ンダメンタルズの見方は不変だが、株価はバリュエーション面では高水 準で、いったん利食いのタイミング図る局面との見方を示した。

カカクコム(2371):5.4%安の2543円。6月のグループサイト月 間アクセス状況は、利用者数が8074万人、ページビューが17億200万だ ったと4日に発表。ともに前年同月比では増えたが、5月に比 べ2.3%、2.2%それぞれ減少し、業況拡大の鈍化を懸念する売りが優勢 となった。

イオンディライト(9787):4.9%安の1778円。省エネ関連工事を 中心に建設施工事業が大幅伸長、売上高は前年同期比1割以上増えた が、設備管理事業の利益率低下、環境事業の体制強化に伴う投資負担な どで3-5月期の連結営業利益は0.2%増の30億9300万円だった、と4 日に発表。前期比21%増の166億円を見込む13年2月通期計画に対する 進ちょく率は19%にとどまり、計画未達が警戒された。

アスクル(2678):3.5%高の1028円。通信販売事業が、顧客基盤 の拡大とプライベートブランド商品の投入による商材拡充で堅調に推移 するとして、13年5月期の連結純利益が前期比87%増の43億円になると の見通しを4日発表した。12年5月期連結純利益は、前期の10億1500万 円の赤字から23億円の黒字に転換した。

ロート製薬(4527):主要取引市場の大証で1.5%高の1058円。 JPモルガン証券は4日付のリポートで、4-6月期業績について、国 内のスキンケアが2桁増収となるなど、国内・アジアともに主力品の好 調を再確認したと記述。日焼け止めなど夏物商材の出だしも順調で、7 -9月期以降も大きな懸念材料はないとの見方を示した。

不二越(6474):2.8%安の311円。三菱UFJモルガン・スタンレ ー証券は4日、想定以上の固定費増加を理由に、13年11月期の連結純利 益予想を108億円から96億円に減額し、目標株価を420円から380円に引 き下げた。同社は同日午前、新興国市場の調整が長引いているなどとし て、12年11月期連結純利益予想を21%減額し、前期比37%減の63億円に 下方修正していた。