スペインの裁判所、バンキアと前会長を捜査へ-救済までの経緯

スペインの全国管区裁判所判事は、 過去最大の公的支援を要請した同国の銀行、バンキア・グループとロド リゴ・ラト前会長に対する捜査に着手する。

マドリードの全国管区裁判所のフェルナンド・アンドレウ判事は、 詐欺、不正経理などでの捜査を求めた左派政党の進歩民主連合の訴えを 認める決定を下した。裁判所が4日配布した決定文で明らかになった。 同判事は職権に基づき、バンキアとその親会社、ラト前会長(63)を含 む取締役33人を捜査する。

同判事は捜査でバンキアの昨年7月の新規株式公開(IPO) や、27億9000万ユーロ(約2800億円)の損失が判明した決算の修正、ス ペイン政府がバンキア・グループを公的管理下に置き、同行に対し235 億ユーロの公的支援を決めた経緯などについて調べる。スペイン政府は 先週、バンキアの親会社の国有化を完了した。

バンキアの関係者は電話取材に対しコメントを控えた。ラト氏が現 在会長を務めるカハ・マドリードにも電話したが返答は得られていな い。

原題:Spain Court to Probe Bankia on Events Leading to Bank Rescue (1)(抜粋)

--取材協力:Nicholas Comfort.