海運のバルチック取引所、アジアの会員倍増目指す

バルチック取引所(ロンドン)は、 アジアの会員を向こう2年間に倍増させる計画だ。アジア向け貿易量が 約10年間にわたって急増していることが背景にある。同取引所は268年 の歴史を誇り、運賃指標は世界の原材料貨物の約75%をカバーする。

5日に就任するクエンティン・ソーンズ会長は、現在10-15%にと どまっているアジアの会員の割合を2年間の任期終了までに25%に増や すことを望んでいる。同会長はインタビューで、シンガポール事務所を 完全子会社に移行し会費の徴収や新会員の募集ができるようにする方針 を示した。

世界最大の船舶ブローカー、英クラークソンによると、アジアは原 油のほか鉄鉱石や石炭などのばら積み貨物の世界の海上輸入の約63%を 占める。ソーンズ会長(57)は「バルチック取引所はかなりロンドン中 心の組織だと考えられている。世界の現状に合わせればアジアは一段と 注力すべき地域だ」と述べた。同会長は、上場している船舶ブローカー としては英2位のブレマー・シッピング・サービシズのエグゼクティブ ディレクターを31日に退任する。

原題:Baltic Exchange Seeks to Double Asian Membership as Trade Shifts(抜粋)

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