ECBと英中銀、ゼロ金利の世界へ一層踏み込むか-BN調査

低迷する景気の下支えを目指す欧州 中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中央銀行)は、世界の金融 政策をゼロ金利と非伝統的手段の一層深いところへ導くことになりそう だ。

ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査によると、ECBは 5日の政策委員会で政策金利を0.25ポイント引き下げ、過去最低 の0.75%とする見通し。予想通りなら初めて1%を下回ることになる。 中銀預金金利も0.25%からゼロへの引き下げが予想されている。

別のエコノミスト調査では、41人中30人が英中銀は同日の金融政策 委員会(MPC)で資産買い取り枠を500億ポンド(約6兆2400億円) 拡大し3750億ポンドにすると予想。8人が750億ポンド拡大を見込んで いる。50人を対象とした調査では、49人が政策金利を過去最低の0.5% に据え置くと予測している。

JPモルガン・チェースのグローバルエコノミスト、ジョセフ・ラ プトン氏(ニューヨーク在勤)は「世界経済の大半が相当行き詰まって おり、各中銀は再び緩和姿勢に入っている」と指摘。「恐らく金融緩和 の効果が小さくなりつつある局面にあるだろうが、いくらか助けになる とは言えるだろう」と語った。

英中銀はロンドン時間正午(日本時間午後8時)に金融政策を発表 する。ECBはフランクフルト時間午後1時45分(同8時45分)に発 表。その45分後にドラギ総裁が記者会見を開く。

原題:Draghi, King May Delve Deeper Into Zero-Rate World to Aid Growth(抜粋)

--取材協力:Jana Randow、Jeff Black、Svenja O’Donnell.

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