野村HD:外部弁護士による調査は終了、継続予定なし

野村ホールディングスは5日、公募 増資などに絡んだインサイダー情報漏れの問題で、外部弁護士らによる 調査は継続しない考えをあらためて示した。当局に摘発された国際石油 開発帝石など3件以外に情報漏えいがないかどうか、いったん終了した 社外調査を継続する方針を固めたとの一部報道に対して見解を示した。

野村の金子崇徳広報担当は、「社外の弁護士による3事案の調査は いったん終了した」とした上で、さらに今後、外部弁護士による調査を 継続する計画はないと述べた。一方で「社内の調査は新しいコンプライ アンス(法令順守)体制のもとで行っていく。また、証券取引等監視委 員会の特別調査に引き続き協力していく」としている。

時事通信は4日夜、国際帝石、みずほフィナンシャルグループ、東 京電力以外に内部者情報漏れがないかどうか、6月29日にいったん終了 するとしていた社外弁護士を交えた調査を継続する方針などと報じた。 野村の渡部賢一CEO(最高経営責任者)は同日、3件の情報漏れに関 する社内処分などの発表後、ブルームバーグ・ニュースに対し、外部弁 護士による調査の計画はないと言及しており、再開するかどうかが焦点 となっていた。