フィンランドが異議-スペインの銀行救済の優先弁済権めぐり

フィンランドは先週ブリュッセルで 開かれたユーロ圏首脳会合の合意について、恒久的救済基金によるスペ イン向け融資の弁済順位で納税者が優先される可能性に十分な言及がな いと主張し、合意の文言に異議を唱えている。

フィンランド財務省当局者、マルッティ・サルミ氏は6月29日のユ ーロ圏首脳の声明がスペイン支援融資で恒久的基金の欧州安定化メカニ ズム(ESM)の債権に優先弁済権を付けなかったのは不十分だったと 指摘。1000億ユーロ(約10兆円)の銀行支援でESMが新たな資金を移 す場合は、拠出国が優先されることは可能だろうと訴えた。

先週のユーロ圏首脳会合で債務危機収拾に向けた一連の対策が打ち 出されたものの、フィンランドやオランダは重要な合意内容の幾つかに 異論を唱えている。フィンランド政府は今週、ESMによる流通市場で の債券購入に反対すると強調した。

原題:Finland Contests No Seniority Clause in Spanish Bank Bailout(抜粋)

--取材協力:James G. Neuger.

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