モンティ内閣、歳出削減策の承認に向け閣議-増税先送り狙う

イタリアのモンティ内閣は42億ユー ロ(約4200億円)超の歳出削減策に関し閣議を開催、承認に向け協議を 続けている。リセッション(景気後退)に見舞われた同国経済の需要を さらに奪いかねない付加価値税(VAT)引き上げを回避するのが狙 い。

閣議は現地時間5日午後6時(日本時間6日午前1時)に始まり、 6日午前0時を過ぎてもまだ続いている。

歳出削減計画は、州政府への交付金引き下げや公的医療制度の縮 小、中央および地方の行政支出削減、行政サービスの縮小が盛り込まれ ているもようだ。主要州のトップが3日、歳出削減計画についてモンテ ィ首相と協議した後に明らかにした。

政府は財政赤字を国内総生産(GDP)比1.7%に削減する目標を 維持しつつつ、歳出削減で浮いた分で10月に予定しているVATの2ポ イント引き上げを回避する計画だ。また節減した資金は、5月に2回の 地震に見舞われたイタリア北部エミリア・ロマーニャ州の支援・復興 と、昨年12月の年金支給年齢引き上げに伴い無年金となっている退職者 の支援にも充てる。

原題:Monti Cabinet Meets to Pass Spending-Cut Plan to Delay Tax Rise(抜粋)

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