新興市場株:消費株が高い-MSCI指数は横ばい

新興市場株は4日、消費関連銘柄を 中心に上昇。自動車メーカー各社が発表した6月の米自動車販売台数が 市場予想を上回ったほか、中国と欧州の中央銀行が金融政策を緩和する との観測が広がった。ただ、指標のMSCI指数はほぼ横ばいだった。

MSCI新興市場指数はニューヨーク市場で956.26で終了。構成銘 柄のうち値上がりは442、値下がりは308。新興市場の消費株の指数 は0.7%高と、10業種中で最も大幅な値上がりとなった。ブラジルのボ ベスパ指数は0.5%上昇。ウジミナスなどの資源株が高い。韓国市場で は、同国自動車最大手のヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車) が2週間ぶり大幅高。同社の米自動車販売が増加したことが好感され た。ロシアのMICEX指数は0.5%高。

INGグループの新興市場調査責任者、サイモン・キジャノエバン ス氏(ロンドン在勤)は電子メールで、「欧州連合(EU)首脳会議で の合意を受けた先週以来の回復の後、新興市場株は一服状態となってお り、欧州中央銀行(ECB)の5日の金融政策決定会合の行方を見守っ ている」と説明した。

原題:Most Emerging Stocks Gain on Stimulus Hopes, Vehicle Sales (抜粋)

--取材協力:Jonathan J. Levin.