ロンドン銅:7週間ぶり高値から下落-景気減速で需要減懸念

4日のロンドン金属取引所 (LME)の銅相場は前日の7週間ぶりの高値から反落。各国経済の景 気減速の兆候で、銅需要が減少するとの懸念が強まった。

マークイット・エコノミクスが発表した6月のユーロ圏総合景気指 数(改定値)は46.4と、サービス業と製造業を総合した6月の経済活動 が5カ月連続で縮小したことが示された。欧州連合(EU)統計局(ユ ーロスタット)によると、5月のユーロ圏小売売上高指数は前年同月比 で1.7%低下した。ブルームバーグがエコノミスト調査の予想中央値に よると、欧州中央銀行(ECB)は政策金利を0.25ポイント引き下 げ0.75%に設定すると見込まれている。

バークレイズのアナリスト、ガイル・ベリー氏は電話インタビュー で、「市場は非常に弱気のポジションとなっている」と指摘。「われわ れは短期的な状況が大きく変わるとは予想していない。相場は既に5日 の利下げを織り込んでいる」との見方を示した。

LME銅先物(3カ月物)は午後4時3分(日本時間午前0時3 分)現在、前日比1.3%安の1トン=7714ドル。前日は一時7823ドル と、5月15日以来の高値を記録した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 9月限は0.9%安の1ポンド=3.507ドル。4日は米独立記念日のためフ ロア取引は休場。

原題:Copper Drops From Seven-Week High on Signs of Slowing Economies(抜粋)