英首相:ダイアモンド氏に巨額退職金払うな-全く理解不能

キャメロン英首相は4日、銀行はロ ンドン銀行間取引金利(LIBOR)操作の問題で英銀バークレイズの 最高経営責任者(CEO)を辞任したロバート・ダイアモンド氏のよう な銀行を去る幹部に巨額の退職金を支払うべきではないと論じ、いわゆ る「黄金パラシュート」の慣行を戒めた。

同首相は英議会での定例の質疑応答に臨み、「このような状況下で 退社する人間が巨額の退職手当を受け取るとしたら、それは完全に間違 っている」と述べ、「国民から見て全く説明がつかないし、そのような ことがないことを望む」を語った。

ダイアモンド氏は3日に辞任。バークレイズは同氏の退職パッケー ジについてまだ決めていないとしている。議決権委任について顧客にア ドバイスするマニフェスト・インフォメーション・サービシズによる と、ダイアモンド氏は2005年にバークレイズの取締役会に加わって以降 に給与と賞与、株式報酬で少なくとも1億2000万ポンド(約150億円) を受け取ったという。これには、09年のバークレイズ・グローバル・イ ンベスターズの株式売却で得た金額は含まれていない。

クレッグ英副首相もこの日、ダイアモンド氏が巨額の退職パッケー ジを受け取ることがあれば問題だとの考えを示した。スカイニューズと のテレビインタビューで、ダイアモンド氏に「たっぷりと退職金が支払 われるようなら、大勢の人が腹立たしいと思うだろう。重大な不正をし た銀行のトップだったことで高報酬を受け取ることになるからだ」と語 った。

原題:Cameron Urges Barclays Against ‘Vast Pay-Off’ for Diamond (1)(抜粋)