イタリア:1-3月の財政赤字、対GDP比で3年ぶり高水準

イタリアの1-3月(第1四半期) の財政赤字は対国内総生産(GDP)比で3年ぶりの高水準となった。 リセッション(景気後退)の悪化と国債費の上昇が影響した。

イタリア国家統計局(ISTAT)の4日の発表によると、第1四 半期の財政赤字はGDPの8%と前年同期の7%から拡大し、2009年第 1四半期の9.5%以来で最高となった。借り入れコストの上昇と税収減 が響いている。

ISTATは電子メールで配布した資料で、「第1四半期の結果 は2011年の国債利回り上昇による利払い負担の増大と、景気の悪化によ る税収減の影響を受けた」と説明した。

イタリアの10年債利回りは昨年、200ベーシスポイント(bp、1b p=0.01%)余り上昇し7.108%で年末を迎えた。その後低下し、この 日は5.678%で推移している。

赤字削減に向けた緊縮財政が重しとなり、イタリア経済は2001年以 来で4回目のリセッションにある。イタリア産業同盟は今年の同国経済 についてマイナス2.4%成長と、政府見通しの2倍の落ち込みを見込ん でいる。

原題:Italy First-Quarter Deficit Rises to Highest in Three Years(抜粋)