資源国通貨の見通し下げ、経済情勢は厳しさ増す-モルガンS

モルガン・スタンレーはオーストラ リアとカナダ、ニュージーランド(NZ)の各通貨の見通しを引き下げ た。資源輸出国を取り巻く世界の経済情勢は厳しさを増していると指摘 している。

同行は3日のリポートで、豪ドルは対米ドルで年内に1豪ドル =0.95米ドルへ下落するとの見通しを示した。従来予想は0.99米ドルだ った。NZドルの年末予想は1NZドル=0.75米ドル(従来予想0.80米 ドル)。カナダ・ドルは1米ドル=1.06カナダ・ドル(同1.03カナダ・ ドル)に引き下げた。

同行の欧州為替戦略責任者、イアン・スタナード氏(ロンドン在 勤)はリポートで、世界の経済指標の悪化が資源国通貨に影響しつつあ ると指摘。主要10カ国(G10)の多くで製造業購買担当者指数 (PMI)が昨年遅くの低水準を下回っており、中央銀行は一段と慎重 になりつつあるとの見方を示した。

同氏は「経済指標の悪化と控えめな政策対応に伴い、こうしたベー タ値の高い通貨は不安定な状態が続くだろう」との見方を示した。ベー タは市場に対する相対的なリスクを表す。

原題:Commodity Currencies’ Forecasts Are Reduced by Morgan Stanley(抜粋)

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