LIBOR訴え退け申し立て、銀行が米連邦地裁に-談合焦点

シティグループやバンク・オブ・ア メリカ(BOA)などがロンドン銀行間取引金利(LIBOR)を操作 しようとしたと原告側が主張している一連の訴訟で、両行など10行余り の銀行が一連の訴えを退けるよう米連邦地裁に申し立てを行った。

ボルティモア市当局やニューブリテン消防士福利厚生基金などは、 複数の銀行がLIBORを「低く抑えている」と主張し、2011年に訴え を起こした。ニューヨークの連邦地裁のナオミ・ブークウォルド判事が 扱う関連の訴訟は20件を超える。銀行が反トラスト法(独占禁止法)に 違反したとの訴えもあれば、LIBORの操作で投資リターンが損なわ れたと主張する訴訟もある。

ニューヨークの一部の原告は、外部コンサルタントによる分析の結 果、07、08年にLIBORが低く抑えられていたことが判明したとした 上で、このような操作によって銀行が金融危機の際にリスク水準を隠す ことが可能になったと主張している。

コンスタンティン・キャノンのニューヨーク事務所でマネジングパ ートナーを務めるジェフリー・シンダー氏は3日の電話インタビュー で、反トラスト法に基づく訴訟については「申し立てがはねつけられる と思う」と述べ、単独でLIBORに影響力を行使できる銀行はないと 指摘。「銀行側が行っていることは他行との談合がなければ遂行できな かっただろう。談合が今も続いているのは明らかだ」と付け加えた。

原題:Banks Ask New York Judge to Throw Out Libor Antitrust Claims (1)(抜粋)

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