NY原油時間外:1カ月ぶり高値から下落-上げが行き過ぎ

ニューヨーク原油先物相場は4日の 時間外取引で1カ月ぶり高値近辺から下落。世界経済の低迷で需要が減 少するとの懸念が残る中で今週に入ってからの相場上昇が行き過ぎとの 見方が強まった。

原油先物は一時、0.6%下落。前日までの3営業日で13%上昇し た。上昇率は2011年2月以降で最大。ソシエテ・ジェネラルは供給が潤 沢で欧州債務危機と中国の経済減速が商品投資を圧迫するとして、原油 価格見通しを下方修正した。イランは核開発計画に対する制裁の外交的 解決を目指してイスタンブールで世界の主要国と協議した。

IHSエナジー(シンガポール)のマネジングディレクター、ビク ター・シャム氏は「市場には実際に原油が潤沢にある。価格が下降する リスクをみるトレーダーが増えている。上昇相場は短期的で、目先はも うちょっと下がるだろう」と述べた。

原油先物8月限は一時、56セント安の1バレル当たり87.10ドルを 付けた。シンガポール時間午後1時13分(日本時間同2時13分)現 在、87.25ドルで推移している。前日の通常取引は3.91ドル高の87.66ド ルで引けた。終値としては5月30日以来の高値。年初来で12%下落。4 日の通常取引は米独立記念日の祝日で休場。

原題:Oil Slides From One-Month High as Demand Concern Prompts Selling(抜粋)

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