7月3日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次 の通り。

◎NY外為:円が下落、逃避需要が後退-中銀による刺激策期待で

ニューヨーク外国為替市場では、円が主要16通貨のうちブラジル・ レアルを除く全てに対して下落。成長押し上げに向けて主要中央銀行が 措置を強化するとの観測から高利回り資産が選好され、円の逃避需要が 後退した。

ドル指数は6日に米雇用統計の発表を控えてもみ合い。三菱東京 UFJ銀行など金融機関は、雇用統計を受けて金融当局による追加緩和 の可能性が強まるとの見方を示している。またブルームバーグ・ニュー スの調査では、欧州中央銀行(ECB)が利下げを決定すると予想され ている。この日はリスクテーク意欲の高まりから南アフリカ・ランドが 上昇。一方で、ブラジル・レアルは値下がり。ブラジル鉱工業生産の落 ち込みが影響した。

コモンウェルス・フォーリン・エクスチェンジの主任市場アナリス ト、オマー・エシナー氏(ワシントン在勤)は「市場は依然として欧州 債務危機と米国の景気減速との間で綱引きの状態だ」と指摘。「ECB の利下げもしくは流動性供給オペに向けた議論が見られ、それがリスク 通貨の短期的な上昇につながっている」と述べた。

ニューヨーク時間午後3時15分現在、円はユーロに対し前日 比0.7%安の1ユーロ=100円72銭。対ドルでは0.5%下げて1ドル=79 円88銭。ドルは対ユーロで0.3%安の1ユーロ=1.2609ドル。

米製造業受注

米商務省が発表した5月の製造業受注額は前月比0.7%増加した。 これに反応し、ユーロは対ドルで上昇した。

ブルームバーグのエコノミスト調査では、ECBは5日の政策決定 会合で政策金利を0.25ポイント引き下げ0.75%に設定すると予想されて いる。イングランド銀行(英中央銀行)も同日に金融政策を発表する。

ロイズ・バンキング・グループの為替ストラテジスト、エードリア ン・シュミット氏は電話インタビューで、「市場はECBによる利下げ を期待している。またイングランド銀については、追加量的緩和の発表 を見込んでいる」と語った。

BNPパリバは、米国の雇用関連の指標が軟調なことから、金融当 局は新たな刺激策を導入する可能性があるとの見方を示した。

ドルは軟調

BNPパリバの為替ストラテジスト、メアリー・ニコラ氏(ニュー ヨーク在勤)は、「一段のドル軟調を見込んでいる。市場が量的緩和を 織り込み始めていることが大きい」とし、「全ては経済指標次第だ。6 日発表される非農業部門雇用者数が鍵になるだろう」と続けた。

南アフリカ・ランドはドルに対し、5月11日以来の高値に上昇。主 要中銀が政策緩和を実施するとの観測から、南アフリカの輸出のほぼ半 分を占める商品の需要が高まったことが手掛かり。ランドは1%高の1 ドル=8.0775ランド。一時8.0619ランドを付けた。

ブラジル・レアルは大幅安。同国の鉱工業生産指数が予想以上に低 下したことで、中銀が利下げを加速させるとの見方が広がった。レアル は1.4%安の1ドル=2.0131レアル。

ブルームバーグのエコノミスト調査では、6月の米雇用統計での非 農業部門雇用者数は前月比9万人増と予想されている。5月は6万9000 人増だった。

三菱東京UFJ銀行のマネジングディレクター、村尾典昭氏(ニュ ーヨーク在勤)は、非農業部門雇用者数が9万人増では、失業率は上昇 すると指摘。米労働市場には赤信号が点滅しており、量的緩和第3弾の 可能性は高まっているとの見方を示した。

原題:Yen Drops on Prospects for Central Banks’ Stimulus; Rand Climbs(抜粋)

◎米国株:上昇、S&P500種は2カ月ぶり高値-製造業受注を好感

3日の米国株は上昇。S&P500種株価指数は2カ月ぶり高値に上 昇した。朝方発表された5月の米製造業受注額が予想を上回ったほか、 各国中銀が景気押し上げのために行動するとの観測が高まったことが材 料となった。

S&P500種産業別10指数のうち素材株や工業株、テクノロジー株 が大きく上げた。アルミ生産のアルコアや建機メーカーのキャタピラ ー、アップルが上昇。自動車のフォード・モーターも値上がりした。自 動車販売台数がアナリスト予想を上回ったことが好感された。フェイス ブックも高い。自動車のゼネラル・モーターズ(GM)がフェイスブッ クでの広告掲載の再開について協議しているとの関係者の話が材料とな った。

S&P500種株価指数は0.6%高の1374.02。ダウ工業株30種平均 は72.43ドル(0.6%)上昇して12943.82。この日の米証券取引所は午後 1時までの短縮取引。4日は米独立記念日の祝日で休場となる。

フィラデルフィア・トラストの最高投資責任者(CIO)、リチャ ード・シーシェル氏は、「製造業受注統計は明るいサプライズだった」 と述べ、「投資家は中銀の行動に対してさらに安心感を見いだしてい る。米連邦公開市場委員会(FOMC)はすでに景気を減速させないよ うに必要な行動はすべて取るとの姿勢を見せている。中国も同様の姿勢 だ。欧州も同じ流れになるだろう」と続けた。

5月の米製造業受注額は3カ月ぶりにプラスとなった。仏銀BNP パリバは今週の米雇用統計次第では、FOMCが追加緩和策を決定する 可能性があると指摘する。

IMF見通し

国際通貨基金(IMF)は米国の成長率について、2012年は 2%、13年は約2.25%との見通しを示した。「活気に欠ける」景気回復 や欧州債務危機を背景に、従来予想から下方修正した。4月のリポート では、今年は2.1%、13年は2.4%と予想していた。

ラガルドIMF専務理事は同報告書公表後、ワシントンで記者会見 し、「状況が悪化した場合」、FOMCによる「さらなる緩和」が必要 になるかもしれないと発言。その上で、短期債を売却し期間が長めの証 券を同額購入する「オペレーション・ツイスト(ツイストオペ)」の延 長を含め、FOMCが景気下支えに向けこれまでに講じた措置を歓迎す ると述べた。

景気敏感株で構成されるモルガン・スタンレー・シクリカル指数 は1.3%上昇。アルコアは3.2%高。キャタピラーは3.3%上昇。アップ ルは1.2%値上がりした。

自動車株が高い

S&P500種グループ別24指数の中で自動車株が2.1%上昇した。 GM、フォード、クライスラー・グループが発表した6月の米自動車販 売台数はいずれも予想を上回った。フォードの株価は2.2%高。GM は5.6%の急伸だった。

フェイスブックは1.4%上昇。フェイスブックとGMの広告交渉は 事情に詳しい関係者2人が明らかにした。今年5月にGMはフェイスブ ックでの広告掲載を停止する方針を示していた。

米国の株式相場をめぐる個人投資家の弱気な見方が続いている。米 個人投資家協会(AAII)の調査によれば、回答者の44.4%が米国株 は今後6カ月間にわたり下落すると予想。弱気の割合が25年平均の30% を上回るのは8週連続。これはS&P500種株価指数の24%上昇につな がる株高局面が始まった昨年10月以降で最長だ。

ファースト・トラスト・ポートフォリオズのロバート・ケアリー最 高投資責任者(CIO)は、「個人投資家は相場に勢いがあるときに市 場に参加し、相場が底にあるときには撤退する傾向がある」と指摘し た。

原題:S&P 500 Rallies to Two-Month High After Factory Orders Increase(抜粋)

◎米国債:反落、製造業受注額の増加で景気失速懸念が弱まる

米国債相場は反落。5月の米製造業受注額が3カ月ぶりに前月比 で増加に転じたことを受け、景気回復が失速しているとの懸念が弱ま った。

前日は統計で予想外に製造業活動の縮小が示され、10年債は上昇 していた。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ (RBS)によれば、過去20営業日で利回りが1.57-1.67%のレ ンジを抜けたのは1日だけだった。今週発表される6月の雇用統計で は非農業部門雇用者数の増加幅が3カ月連続で10万人を割り込むと 予想されている。

キャンター・フィッツジェラルドの金利ストラテジスト、ジャス ティン・レデラー氏(ニューヨーク在勤)は「リスクを取る流れから 下押し圧力がかかった」と指摘。「祝日を明日に控え、また欧州中央 銀行(ECB)の政策委員会や米雇用者数の発表が続くこともあり、 レンジ内取引となっている」と述べた。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによると、ニューヨーク時 間午後2時現在、10年債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、 1bp=0.01ポイント)上昇の1.63%。同年債(表面利率

1.75%、2022年5月償還)価格は3/8下げて101 3/32。利回 りは前日、6bp低下した。6月1日には過去最低の1.4387%を付 けた。

4日は米独立記念日の祝日のため、3日の米国債市場は米証券業 金融市場協会(SIFMA)の勧告により午後2時までの短縮取引。 4日は終日休場となる。

タームプレミアム

米国債はこれまでで最も割高な水準に近づいていることが示唆さ れている。FRBのエコノミストが開発した金融モデルに基づくター ムプレミアム(期間に伴う上乗せ利回り)はこの日、マイナス0.89。 6月1日にはマイナス0.94と最も割高な水準を付けた。マイナスの タームプレミアムは適正水準を下回る利回りでも投資家が積極的に受 け入れていることを意味する。

米製造業受注額は5月に3カ月ぶりに前月比で増加に転じ、製造 業の失速懸念が和らいだ。米商務省が3日発表した5月の製造業受注 額は前月比0.7%増加した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエ コノミスト予想の中央値は0.1%増だった。前月は0.7%減少(速報 値0.6%減)に下方修正された。

この日の米国債が下げた背景には、経済成長を底上げするため ECBが今週、利下げを発表するとの観測がある。これを受けて比較 的安全とされる米国債の需要が弱まった。ブルームバーグがまとめた エコノミスト予想によると、ECBは5日の発表で政策金利を0.25 ポイント引き下げ過去最低の0.75%とすると見られている。

リスクオンの「呼び水」

欧州連合(EU)首脳陣は先週の会議後、債務危機の収束へ向け 救済ルールを緩和し銀行同盟を検討すると発表。これを後押すECB の行動に期待が集まっている。

クレディ・スイス・グループの金利ストラテジスト、アイラ・ジ ャージー氏(ニューヨーク在勤)は「ECBが利下げすれば、リスク オンの呼び水になり得る」とし、「10年債利回りで言えば恐らく5- 6bpの上昇になるだろう」と述べた。

ブルームバーグの調査によれば、6月の米雇用者数は9万人増、 失業率は8.2%で前月から横ばいが予想されている。米労働省は今週 6日に雇用者統計を発表する。

米供給管理協会(ISM)が前日に発表した6月の製造業景況指 数は49.7と、前月の53.5から低下したことを受け、前日の米国債 相場は上昇していた。同指数で50を下回ると活動の縮小を示す。

原題:Treasuries Drop as Rise in Factory Orders Decreases Haven Bets(抜粋)

◎NY金:反発、2週間ぶり高値-中銀による追加緩和措置に期待

ニューヨーク金先物相場は反発。2週間ぶりの高値となった。中 央銀行による成長てこ入れ策が相次ぐとの観測から、インフレヘッジ としての金の需要が高まった。

前日発表された経済指標では、6月のユーロ圏製造業景気指数の 改定値が11カ月連続で縮小したほか、米ISM製造業景況指数も活 動縮小を示した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査による と、欧州中央銀行(ECB)は5日の定例政策委員会で政策金利を引 き下げる見通しだ。

インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズ(シカゴ)の ヘッドディーラー、フランク・マギー氏は電話インタビューで、「米 国と欧州の両方で何らかの緩和措置が講じられるとの期待が広がって いる」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 8月限は前日比1.5%高の1オンス=1621.80ドルで終了。一時は

1625.70ドルと、中心限月としては先月19日以来の高値をつけた。

原題:Gold Futures Rise to Two-Week High in N.Y. on Central Bank Bets(抜粋)

◎NY原油先物:反発、世界的な緩和期待-イラン制裁懸念も影響

ニューヨーク原油先物相場は反発。欧州や中国の中央銀行が金融 政策を緩和するとの観測や、対イラン制裁で供給が減少するとの見方 から、買いが活発になった。

欧州中央銀行(ECB)は5日の定例政策委員会で、利下げを決 定すると予想されている。中国証券報は、同国が市中銀行の預金準備 率を引き下げる機は熟していると報じた。イランは3日間の軍事演習 中にミサイル数発を試射。同国はホルムズ海峡のタンカー航行を封鎖 すると警告している。

BNPパリバの商品市場戦略責任者、ハリー・チリンギリアン氏 は「市場では今、追加緩和策への期待が膨らむなか、リスクテーク意 欲が高まっている」と指摘。「再びイランが焦点になっており、禁輸 措置がもたらす影響が注目されている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物8月限は前日 比3.91ドル(4.67%)高の1バレル=87.66ドルで終了。年初か らは11%値下がりしている。

原題:Oil Climbs on Global Stimulus Speculation, Iran Supply Concern(抜粋)

◎欧州株:上昇、3日続伸として今年最大の上昇-仏プジョー高い

3日の欧州株式相場は上昇。ストックス欧州600指数は3営業日 続伸としては、今年に入って最大の値上がりを記録した。複数の中央 銀行が景気刺激で追加措置を講じるとの楽観や、5月に増加に転じた 米製造業受注額が買い材料。

フランスの自動車メーカー、プジョーシトロエングループ (PSA)は3.7%高。同社が今年、従来発表を上回る人員削減を実 施すると労働組合幹部が明らかにした。資産運用会社アバディーン・ アセット・マネジメントは3.7%値下がり。同社の株式7%をクレデ ィ・スイス・グループが売却するとの関係者による情報が手掛かり。 英銀バークレイズは0.8%下げた。同行はジェリー・デルミシエ最高 執行責任者(COO)がロンドン銀行間取引金利(LIBOR)を低 めに報告するよう担当者に指示したと発表。同COOは即日辞任した。

ストックス欧州600指数は前日比1%高の257.39で終了。3 営業日ベースの上昇率は5.2%となり、昨年11月以来の最高。6月 4日に付けた年初来安値から10%戻している。ユーロ圏首脳が今月発 足予定の恒久的救済基金、欧州安定化メカニズム(ESM)による銀 行への直接支援に道を開いたことが背景。

ノイエ・アールガウアー銀行の投資助言責任者、コンスタンチ ン・ジャンティログル氏は「落ち着く局面に入りつつあるようだ」と 述べ、「市場は昨日発表の失望を招く米経済データを気に留めなかっ た。深刻な悪影響を招くニュースがない限り、今のムードで相場はし ばらく支えられるかもしれない」と続けた。

この日の西欧市場では、全18カ国で主要株価指数が上昇した。 米商務省が同日発表した5月の製造業受注額は前月比0.7%増加。ブ ルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値は0.1% 増だった。前月は0.7%減少(速報値0.6%減)。

原題:European Stocks Rise for a Third Day; Peugeot Climbs on Job Cuts(抜粋)

◎欧州債:独債下落、支援期待で需要減-アイルランドは市場復帰へ

3日の欧州債市場ではドイツ30年債が下落し、利回りは2カ月 ぶり高水準に近づいた。各国の中央銀行が世界景気のてこ入れに向け た措置を講じるとの観測が高まり、域内で最も安全とされる同国債の 需要が後退した。

スペインとイタリアの国債は上昇。欧州中央銀行(ECB)が昨 年12月と今年2月に実施した長期リファイナンシングオペ(公開市 場操作、LTRO)と同様の支援策を打ち出すとの見方が広がったこ とが手掛かり。アイルランド国債は5日続伸。同国政府が起債市場に 再参入すると発表したことがきっかけ。

ドイツ長期債は軟調。オランダ政府が保険会社の債務支払い能力 の算定に用いる金利を変更したことも売り材料。

クレディ・アグリコルの債券ストラテジスト、ピーター・チャッ トウェル氏は「今週のECB会合が織り込まれつつあるようだ」と述 べ、「われわれは今回の会合で利下げを見込んでいる。LTROのこ れからの可能性を排除することもできない」とし、利下げは「周辺国 の国債にとって目先の恩恵となるだろう」と続けた。

ロンドン時間午後4時半現在、ドイツ30年債利回りは前日比7 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.37%となった。 前日は3bp下げた。同国債(表面利率2.5%、2044年7月償還) 価格は1.545低下の102.88。

ブルームバーグがエコノミスト62人を対象にした調査の中央値 では、ECBは5日の会合で政策金利を0.25ポイント引き下げ、過 去最低の0.75%に設定すると予想されている。このうち5人が0.5 ポイントの利下げ、11人が据え置きをそれぞれ見込んでいる。

ドイツ10年債利回りは前日比2bp上昇し1.54%。スペイン 10年債利回りは12bp下げ6.26%と、同年限のドイツ国債に対す る利回り上乗せ幅(スプレッド)は472bpとなった。1週間前の幅 は537bpだった。イタリア10年債利回りは10bp低下の5.64%。

原題:German Bonds Drop as Safety Bid Fades, Ireland Returns to Market(抜粋)

◎英国債:下落、刺激策期待で安全志向が後退-5日の中銀会合控え

3日の英国債相場は下落。各国の中央銀行が相次いで景気てこ入 れ措置を講じるとの観測を背景に、高利回り資産を求める動きが加速、 比較的安全とされる英国債の需要が後退した。

イングランド銀行(英中銀)は既に先月、追加策を打ち出したこ とから、量的緩和策である資産買い取りプログラムの拡大は抑えられ るとの見方が広がり、これも英国債を押し下げた。欧州株の指標であ るストックス欧州600指数と、英株式の指標となるFTSE100指 数はそれぞれ上げた。

ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)の債券ストラテジス ト、サム・ヒル氏(ロンドン在勤)は、「株式は小幅プラスの領域に あり、国債利回りは若干上昇した」ことから、英国債が下げる環境が 整ったと解説。「既に別のてこ入れ策が発表されていることを理由に、 英中銀は量的緩和策の小幅拡大で良しとするのかどうかという疑問が ある」と続けた。

ロンドン時間午後4時37分現在、30年債利回りは前日比7ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.08%。同国債(表 面利率4.5%、2042年12月償還)価格は1.655下げ127.88。 10年債利回りは6bp上昇の1.76%となった。

ブルームバーグがまとめたエコノミスト41人の調査中央値では、 イングランド銀は5日の金融政策委員会(MPC)で、資産購入枠を 500億ポンド増やし3750億ポンドに拡大すると予想されている。こ のうち8人は750億ポンドの拡大を見込んでいる。

同中銀はその他の刺激策として、金融システムに月当たり少なく とも50億ポンドを注入する流動性措置を始めた。これとは別に銀行 の民間向け融資促進策も導入する。

原題:Gilts Decline as Global Stimulus Speculation Damps Safety Demand(抜粋)

ニューヨーク・ニューズルーム   1-212-617-3007

参考画面: 記事に関する記者への問い合わせ先: ニューヨーク 千葉 茂 Shigeru Chiba +1-212-617-3007 schiba4@bloomberg.net Editor: Tsuneo Yamahiro 記事に関するエディターへの問い合わせ先: 東京 大久保 義人 Yoshito Okubo +81-3-3201-3651 okubo1@bloomberg.net