欧州株:3日続伸として今年最大の値上がり-仏プジョー高い

3日の欧州株式相場は上昇。ストッ クス欧州600指数は3営業日続伸としては、今年に入って最大の値上が りを記録した。複数の中央銀行が景気刺激で追加措置を講じるとの楽観 や、5月に増加に転じた米製造業受注額が買い材料。

フランスの自動車メーカー、プジョーシトロエングループ (PSA)は3.7%高。同社が今年、従来発表を上回る人員削減を実施 すると労働組合幹部が明らかにした。資産運用会社アバディーン・アセ ット・マネジメントは3.7%値下がり。同社の株式7%をクレディ・ス イス・グループが売却するとの関係者による情報が手掛かり。英銀バー クレイズは0.8%下げた。同行はジェリー・デルミシエ最高執行責任者 (COO)がロンドン銀行間取引金利(LIBOR)を低めに報告する よう担当者に指示したと発表。同COOは即日辞任した。

ストックス欧州600指数は前日比1%高の257.39で終了。3営業日 ベースの上昇率は5.2%となり、昨年11月以来の最高。6月4日に付け た年初来安値から10%戻している。ユーロ圏首脳が今月発足予定の恒久 的救済基金、欧州安定化メカニズム(ESM)による銀行への直接支援 に道を開いたことが背景。

ノイエ・アールガウアー銀行の投資助言責任者、コンスタンチン・ ジャンティログル氏は「落ち着く局面に入りつつあるようだ」と述べ、 「市場は昨日発表の失望を招く米経済データを気に留めなかった。深刻 な悪影響を招くニュースがない限り、今のムードで相場はしばらく支え られるかもしれない」と続けた。

この日の西欧市場では、全18カ国で主要株価指数が上昇した。米商 務省が同日発表した5月の製造業受注額は前月比0.7%増加。ブルーム バーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値は0.1%増だっ た。前月は0.7%減少(速報値0.6%減)。

原題:European Stocks Rise for a Third Day; Peugeot Climbs on Job Cuts(抜粋)