英バークレイズ新CEO選び、外部から起用か―イメージ刷新で

資産規模で英2位の銀行、バークレ イズは3日に辞任したロバート・ダイアモンド氏に代わる最高経営責任 者(CEO)探しで、外部からの起用を迫られそうだ。ロンドン銀行間 取引金利(LIBOR)操作問題で制裁金を科された悪いイメージを一 掃するためにも、前任者と距離を置くことが求められる。

ショア・キャピタルの銀行アナリスト、ゲーリー・グリーンウッド 氏は電子メールで、「イメージを一新するために外部からの起用が最重 要だ」と指摘した。

外部から適切な人材を見つけるのは難しいかもしれない一方、投資 銀行部門責任者のリチャード・リッチ氏らの幹部を行内から起用したの では、投資家を満足させる独立性は確保できない可能性がある。

ロンドンの幹部人材あっせん会社、ベニ・パートナーズのマネジン グパートナー、ステファーン・ラムボッソン氏は「適切な候補を見つけ るのはかなり難しいかもしれない」として、「内部にはほとんど候補が いないし、外部の人間にとっては重大な責任の上に報酬についての厳し い監視にさらされるばかりだ」と指摘した。

バークレイズの幹部は後継人事についてコメントを控えた。

リベラム・キャピタルのロンドン在勤アナリスト、コーマック・リ ーチ氏は、JPモルガン・チェース投資銀行部門の元共同CEOで英銀 行独立委員会(ICB)メンバーのビル・ウィンターズ氏(50)がバー クレイズCEOに最適だと言う。ウィンターズ氏はコメントを控えた。

アンドルー・リム氏らエスピリト・サント・インベストメント・バ ンクのアナリストはリポートで、ロイヤル・バンク・オブ・スコットラ ンド・グループ(RBS)のスティーブン・へスターCEOは「高く評 価されているし、政府が経営権を持つRBSよりはバークレイズの方が ボーナスが高くなる望みもあるので、打診されればバークレイズCEO を引き受けるかもしれない」と書いている。

行内の人材では個人向け銀行部門責任者のアントニー・ジェンキン ス氏の名前も挙がっている。現状では投資銀行の経験のなさがプラスに なるかもしれないとリム氏は指摘した。

原題:Barclays Under Pressure to Find an External CEO Successor (2)(抜粋)

--取材協力:Edward Evans.