独首相:ESMの国債購入についてフィンランドの姿勢尊重

ドイツのメルケル首相は3日、今月 発足予定の恒久的な救済基金である欧州安定化メカニズム(ESM)が 国債を購入することについて、ユーロ圏内のどの議論にもくみすること なく、反対するフィンランドの立場を「尊重しなければならない」と言 明した。

メルケル首相はスロバキアのフィツォ首相と会談後にベルリンで、 「ここで問題になっているのは、目的を達成するために最も効率的で最 良の方法は何かということだ」とし、ユーロ導入国への緊急金融支援の 条件はケースバイケースで決定されると述べた。

フィンランドはスペインの銀行救済向け融資でフィンランドへの弁 済が優先されないならば、担保を求める必要があると主張。また、 ESMによるスペイン国債の流通市場での購入を認めることにも、オラ ンダとともに反対している。

債務危機から自国を守ることを強く求めるイタリアのモンティ首相 に押され、ユーロ圏の首脳らは6月29日にブリュッセルで、ESMを 「柔軟かつ効率的な」方法で活用することに合意した。利用法には国債 購入が含まれる。

メルケル首相は「ブリュッセルでの議論は一般論だった」とした上 で、「発行市場と流通市場双方での購入についての議論だったと理解し ている。われわれは個々の国の決定を尊重しなければならない。私はま だこれについて、フィンランド政府と話をしていない」と述べた。

原題:Merkel Says She Respects Finnish Stance on ESM Bond-Buying (抜粋)

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