イタリアの銀行も要救済か、状況悪化なら-バークレイズ

ウニクレディトやインテーザ・サン パオロなどイタリアの銀行も、融資焦げ付きが「基本シナリオ」を上回 ればスペインの銀行のように救済が必要になる可能性があると、バーク レイズが指摘した。

バークレイズの基本シナリオの損失額は1350億ユーロ(約13兆5400 億円)。ロンドン在勤のシニア調査アナリスト、ジョナサン・グリオナ 氏は2日付のリポートで「当行が想定した状況悪化のシナリオは極端で はあるものの、あり得る展開であり、この場合銀行は外部からの資本注 入が必要になる可能性がある」と分析した。悪化シナリオは貸倒損失を 融資残高の約14%に相当する2050億ユーロと想定している。

基本シナリオの貸し倒れ率は9%。スペインについては11%を想定 している。

グリオナ氏は「不良債権の水準の高さと国内経済の弱さがイタリア の銀行に相当の貸倒損失をもたらすだろう」とし、「スペインの場合で 見られたように、市場はしばしば、銀行が利益によって資本不足を克服 するのにあまりに長くかかりそうだと見ると、その時間を銀行に与えな い」と指摘した。

原題:Italy Banks Could Need Aid in Adverse Scenario, Barclays Says(抜粋)

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