ユーロ圏:5月の生産者インフレ率2.3%に低下-予想下回る

ユーロ圏では5月の生産者インフレ 率がエコノミスト予想以上に落ち込んだ。景気低迷で物価圧力が弱まる 中、エネルギーコストの上昇が鈍った。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が3日発表した5月の ユーロ圏生産者物価指数(PPI)は前年同月比2.3%上昇。4月 は2.6%上昇だった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミス ト15人の調査中央値で5月は2.5%上昇が見込まれていた。前月比で は0.5%低下した。

原油価格は過去2カ月で約18%下落し、企業のコスト面での圧力は 和らいだ。域内景況感は今月に約2年半ぶり低水準となったほか、5月 の失業率は11.1%と過去最悪。欧州中央銀行(ECB)は5日の会合で 政策金利を少なくとも0.25ポイント引き下げ、過去最低の0.75%に設定 する可能性がある。ブルームバーグが市場関係者61人を対象に実施した 調査の中央値が示した。

ドイツの5月の生産者物価は前年同月比2.1%上昇と、4月の2.4% 上昇から鈍化。フランスとイタリアでもインフレ率は低下した。

発表によれば、生産者レベルでのユーロ圏のエネルギーコストは前 年同月比6.4%上昇。4月は6.7%上昇だった。中間財は0.5%、投資財 は1.2%それぞれ上昇した。

原題:Euro-Area Producer-Price Inflation Slows More Than Estimated(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg、Jeffrey Donovan.

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