小麦輸出市場、フランスが米国より優位に-シカゴ相場高騰で

世界最大の小麦輸出国である米国 は、輸出市場でフランスに対する優位性を失いそうだ。米中西部が過去 約10年で最悪の干ばつに見舞われ生産への影響が出ており、シカゴの小 麦相場が10カ月ぶりの高値に上昇しているためだ。

シカゴの小麦相場が過去2週間に18%上昇する一方、パリ市場の小 麦相場は12%の上昇にとどまっている。収穫後に引き渡しとなるパリ市 場の小麦価格は2日、米国産を1トン当たり5.38ドル上回った。同価格 差は5月2日に過去最大の25.27ドルに達していた。

穀物の売却に関し農家5000戸に助言するオフル&ドゥマンド・アグ リコルのアナリスト、アレクサンドル・マリー氏(ブールジュ在勤) は、向こう数週間にフランス産が米国産を5ドル下回る可能性があると の見方を示した。

原題:France Beating U.S. in Wheat Exports After Drought: Commodities(抜粋)