米企業の社債保証コストが低下、5月以来の低水準-CDS

2日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが低下した。米製 造業活動が2009年以来初めて縮小した様子が示されたにもかかわらず、 この1カ月余りで最も低い水準となった。

ブルームバーグが集計したデータによると、北米企業の信用リスク の指標であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニ ューヨーク時間午後4時38分(日本時間3日午前5時38分)現在、3.1 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の109.2bp。同スプ レッドは108.6bpで終了した5月11日以来の低水準。

米供給管理協会(ISM)が発表した6月の製造業景況指数は49.7 と前月の53.5から低下し、ほぼ3年ぶりに縮小に転じた。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミスト70人の予想中央値では52への低下 が見込まれていた。同指数が50を下回ると製造業活動の縮小を示唆す る。ユーロ圏の債務危機に伴う混乱の収拾に向けて欧州首脳が新たな対 策に動く中、米景気の減速は需要減退の兆候を示している可能性があ る。

サスケハナ・インターナショナル・グループの社債戦略責任者マー ク・ピント氏は電話インタビューで、クレジット市場は米製造業活動の 縮小をよく持ちこたえたとした上で、「欧州当局がさらに具体的な行動 を起こすことを引き続き期待している」と述べた。

原題:Credit Swaps in U.S. Fall as Manufacturing Data Shrank in June(抜粋)