FRB、刺激策でハト派とタカ派「内戦状態」-ブラインダー氏

米プリンストン大学のアラン・ブラ インダー教授(経済学)は2日、もたつく米景気を浮揚させるための最 善策をめぐって米連邦準備制度理事会(FRB)は「内戦状態|にある と指摘した。

FRBの元副議長であるブラインダー氏はブルームバーグテレビジ ョンの番組「マーケット・メーカーズ」のインタビューで、米製造業活 動が予想外にほぼ3年ぶりの縮小となったことが統計で示されたことに ついて、景気鈍化がFRBにより緩和的な政策を促す可能性を示唆する ものだと述べた。

ブラインダー氏は「こうしたデータが相次ぐことで、FRBのハト 派(景気重視派)の立場は強まりつつある」とし、「FRBは大きな内 戦状態にあり、タカ派(物価重視派)の立場が弱まりつつあることはお 分かりだろう」と述べた。

量的緩和第3弾(QE3)については、金融当局が「次の措置とし て講じる公算が最も大きく、出番を待っている状況だ」と述べた。

議会が何らかの対応を示さなければ減税打ち切りや歳出の強制削減 などが重なる「財政の崖」問題に関しては、その悪影響に対抗する力は FRBにはないと述べた。

原題:Fed’s Hawks, Doves Fight ’Civil War’ Over Stimulus, Blinder Says(抜粋)

--取材協力:Jeff Kearns、Kevin Costelloe.