NY原油:反落、米ISM統計が製造業の活動縮小示す

ニューヨーク原油先物相場は反落。 6月の米ISM製造業景況指数がほぼ3年ぶりに活動縮小を示したこと を嫌気した。

米供給管理協会(ISM)が発表した6月の製造業景況指数は49.7 と、前月の53.5から低下した。欧州連合(EU)統計局(ユーロスタッ ト)の発表によると、ユーロ圏の5月の失業率は統計が始まって以来の 最悪となった。原油価格は先月29日に9.4%急伸していた。

ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチ(マ サチューセッツ州ウィンチェスター)のマイケル・リンチ社長は 「ISMの数字が鮮明に示しているのは、米経済や原油需要に改善がみ られるのはまだまだ遠い先だということだ」と指摘。「経済指標に先週 金曜日の急上昇も相まって、原油は確実に売られるだろう」と話した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物8月限は前週末 比1.21ドル(1.42%)安の1バレル=83.75ドルで終了。先週末に は7.27ドル上昇の84.96ドルで終えていた。年初からは15%の値下が り。

原題:Oil Drops After U.S. Manufacturing Unexpectedly Shrinks in June(抜粋)

--取材協力:Grant Smith、Craig Stirling、Shobhana Chandra、Katarzyna Klimasinska、Ladane Nasseri.