欧州株:8週ぶり高値、ECBの行動期待-日中の経済指標も好感

2日の欧州株式相場は8週間ぶり高 値に上昇した。欧州首脳がソブリン債危機封じ込め策を先週打ち出した ことから、中央銀行も追随するとの観測が広がった。日本と中国の経済 指標が予想を上回り、アジアが世界景気をけん引するとの楽観も高まっ た。

英エンジニアリング会社インベンシスは1.4%高。中国南車の関連 会社が買収案を提示する可能性があるとの報道が買い材料。英2位の保 険会社、アビバは3.7%上昇。新会長の指名が好感された。ドイツの病 院運営会社、ルーン・クリニコムは8.9%下落。フレゼニウスによる31 億ユーロ規模の買収が実現しなかったことが響いた。

ストックス欧州600指数は前週末比1.5%高の254.82で終了。終値と しては5月7日以来の高値。欧州首脳会議が開催された先週は1.9%上 昇。米モルガン・スタンレーはこの日、欧州株の投資判断を「ニュート ラル」に引き上げた。

ミーシャルト・アセット・マネジメント(パリ)のファンドマネジ ャー、ギヨーム・シャロワン氏は「欧州中央銀行(ECB)の今週の政 策決定が注目されるだろう」と述べ、「石油やテクノロジーなど循環株 へ資金が回る動きがある。債務問題への解決策が見つかれば、景気に敏 感な業種へのマイナスの影響が小さくなるとの考えが背景にある」と続 けた。

この日の西欧市場では、アイスランドを除く17カ国で主要株価指数 が上昇。ECBとイングランド銀行(英中央銀行)は5日に金融政策を 発表する。ブルームバーグがエコノミスト57人を対象に実施した調査の 中央値では、ECBは政策金利を0.25ポイント引き下げ過去最低 の0.75%に設定すると予想される。

原題:European Stocks Advance as Investors Bet on Central-Bank Action(抜粋)

--取材協力:Namitha Jagadeesh.

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