米ISM製造業景況指数:6月は49.7に低下、3年ぶりの縮小

6月の米製造業は、リセッション (景気後退)を脱却して以来ほぼ3年ぶりに縮小に転じた。これまで景 気回復のけん引役と見られてきた製造業に失速のリスクが高まってき た。

米供給管理協会(ISM)が発表した6月の製造業景況指数は49.7 と、前月の53.5から低下した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト 予想の中央値は52.0だった。同指数で50は製造業活動の拡大と縮小の境 目を示す。

ルネサンス・マクロ・リサーチの米経済調査責任者ニール・ダッタ 氏(ニューヨーク在勤)は、「製造業は低速ギアに落としつつある」と 述べ、「不透明感が企業を圧迫しているとの見方と一致する」と続けた

IHSグローバル・インサイトの米国担当チーフエコノミスト、ナ イジェル・ゴールト氏は「まだリセッションの領域ではない。リセッシ ョンは通常、ISM指数が40台の前半に陥った後に続くものである」と 指摘した。

項目別に見ると、生産は51と2009年5月以来の低水準。新規受注は 縮小を示す47.8と、09年4月以来の最低。前月は60.1だった。

受注残は44.5と前月の47から低下、3カ月連続で水面下に沈んだ。 仕入れ価格指数は37と、前月の47.5から大きく低下した。

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原題:Manufacturing in U.S. Unexpectedly Contracted in June: Economy (抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.