元ゴールドマンのチャン氏がヘッジファンドへ、資産増大中のダイモン

アジアの大型ヘッジファンドの中 で2011年の成績が最高だったダイモン・アジア・キャピタル(シンガポ ール)は、米ゴールドマン・サックス・グループの元マクロトレーディ ング責任者のデービッド・チャン氏を最高経営責任者(CEO)に起用 した。金利トレーディングを強化する。

チャン氏(41)はダイモンのパートナーにもなる。創業者のダニ ー・ヨン氏が明らかにした。チャン氏はゴールドマンのアジア部門でマ クロトレーディングの責任者を務めた。ダイモンでは投資チームをまと める仕事が中心になる。チャン氏の採用には当局の承認が必要だとい う。

ヨン氏は運用資産が今年2月に全体で28億5000万ドル(約2270億 円)、主力のマクロファンドで25億ドルに達したことを受け、自身がト レーディングに集中するためダイモンの経営陣を補強している。6月に は元SACキャピタル・アドバイザーズのアジア太平洋部門責任者、ジ ェイ・ルオ氏を社長およびパートナーとして採用した。

ヨン氏は「現在のところ、ファンドの投資は外国為替に偏ってお り、リスクと収入の大半がそこから発生している」とした上で、チャン 氏が持つ「アジアの金利取引についての強力な土台と世界的なトレーデ ィング事業構築での実績が、当社の既存事業を大いに補強し、アジア第 一のマクロヘッジファンド運用会社となる当社の目標達成に寄与するだ ろう」と語った。

ヨン氏によると、ダイモン・アジア・マクロ・ファンドの5月の成 績はプラス3%。

原題:EMBARGOED STORY HEADLINE(抜粋)