ユーロ圏:6月の製造業景気指数改定、45.1-11カ月連続の縮小

ユーロ圏の6月の製造業活動は11カ 月連続で縮小した。指数は先の見積もりから上方修正されたものの、債 務危機が域内全体の需要に影響を及ぼしている兆候が引き続き示され た。

マークイット・エコノミクスが2日発表した6月のユーロ圏製造業 景気指数の改定値は45.1と、5月と同水準となった。先月21日発表の速 報値は44.8。同指数は50が活動拡大と縮小の分かれ目。

債務危機で企業と消費者の信頼感が落ち込み、1-3月(第1四半 期)の域内総生産(GDP)が前期比横ばいだったユーロ圏では、経済 の弱さを示す兆候が増えている。先週の欧州首脳会議(サミット)は救 済プログラムの一部修正で合意しユーロ反発のきっかけとなったもの の、ユーロ上昇を一段と支えるには欧州中央銀行(ECB)が5日の政 策委員会で利下げに踏み切る必要があるとエコノミストらはみている。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)の ジャン・ダブスキー、リチャード・バーウェル両氏は顧客向けリポート で、「サミットを肯定的に捉えないのは難しい」と述べた上で、「た だ、需要の弱さなど、通常の金融政策の対応を必要とする問題が多々あ る」と続けた。

ECBが5日にフランクフルトで開く定例政策委員会では、政策金 利を少なくとも0.25ポイント引き下げ0.75%と、過去最低に設定すると の観測が広がっている。

原題:Euro-Area Manufacturing Contracted for 11th Month in June (1)(抜粋)

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