中国株(終了):小幅上昇-新築住宅価格や製造業指標を好感

中国株式相場は小幅上昇。同国の新 築住宅価格が6月に10カ月ぶりに上昇に転じたほか、製造業の指標が市 場予想を上回ったことが材料視された。

6月の住宅価格が上昇したことで、中国2位の不動産開発会社、保 利房地産集団(600048 CH)が2.3%高。万科企業(000002 CH)や金地 集団(600383 CH)も上げた。アルミニウム生産のチャルコ(中国アル ミ、601600 CH)を中心に素材株も上昇。欧州債務危機が和らぎつつあ るとの観測を背景に、資源の需要見通しが改善した。

一方、中国最大の自動車メーカー、上海汽車集団(SAICモータ ー、600104 CH)は8.5%安。広州市が新車の購入台数を制限する方針だ と広州日報が報じた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前週末比0.68ポイント高の2226.11で終了。騰落 比率は上昇6銘柄に対し下落2銘柄。上海、深圳両証取のA株に連動し ているCSI300指数は同0.2%高の2465.24。

華西証券のアナリスト、マオ・ション氏は、中国の製造業の「デー タは予想を上回った上に、欧州では一定の解決があったようだ」と指 摘。「それでも、投資家は経済に対し非常に懸念している」と述べた。

原題:Most Chinese Stocks Advance on Home Prices, Manufacturing Data(抜粋)