米アップル、iPad訴訟で唯冠と和解-約48億円支払い

米アップルはタブレット型端末「i Pad(アイパッド)」の中国における商標権をめぐり、プロビュー・ インターナショナル・ホールディングス(唯冠国際)との2年間に及ぶ 係争で6000万ドル(約48億円)を支払って和解した。

中国広東省の高級人民法院(高等裁判所)がウェブサイトで2日発 表した資料によれば、双方は6月25日に和解条件で合意に達し、アップ ルが和解金を振り込んだ。アップルの広報担当者、キャロリン・ウー氏 に電話取材を試みたが、これまでの返答はない。

中国本土でiPadの商標を使うためアップルが2009年に3万5000 ポンド(約440万円)を支払った唯冠国際の台湾部門が、中国本土での 商標権を売却する権利があったのかどうか、もしくは商標権を保有して いた深圳部門にそもそも権利があったのかどうかが焦点となっていた。 アップルは10年に中国本土での商標権を主張して深圳部門を提訴したも のの敗訴したことから控訴。2月29日の控訴審での審議後、アップルと 唯冠は裁判所による調停を通じて和解を模索していた。

和解前には唯冠がアップルのiPad輸出入差し止めを中国税関当 局に申請したほか、中国の小売企業に対しiPadを販売しないよう要 請していた。

原題:Apple Pays $60 Million to End China IPad Dispute With Proview(抜粋)

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