アジア株:4日続伸、世界減速懸念が後退-中国や日本の指標で

2日のアジア株式相場は4営業日続 伸。中国や日本の経済指標が予想を上回ったことや、欧州首脳が債務危 機に対し措置を講じたことで、世界経済の減速懸念が和らいだ。

中国の6月の製造業購買担当者指数(PMI)が市場予想を上回っ たことを受け、中国が売上高の30%近くを占めるTDKが高い。日本銀 行の企業短期経済観測調査(短観)で大企業・製造業の業況判断指数 (DI)が予想を上回ったことで、NECも買われた。一方、ゲーム機 メーカーの豪アリストクラット・レジャーは1-6月(上期)暫定決算 の発表を受け、11%値下がりした。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時20分現在、前週末 比0.3%高の117.55。騰落比率は上昇5銘柄に対し下落3銘柄となって いる。2日の香港株式市場は、特別行政区成立記念日の振り替え休日の ため休場。日経平均株価の終値は同3円30銭(0.04%)安の9003円48 銭。

日興アセットマネジメント・アジアのスーナム・ン最高投資責任者 (CIO、シンガポール在勤)は、「欧州の状況に阻害されない限り、 アジアや米国の経済的な勢いは変わらない」と指摘。「欧州の根本的な 経済問題を完全に解決し、財政を再建するには何年もかかるだろう。欧 州が金融市場を安定化させて事態を乗り切ることができれば、問題を解 決できる可能性が高い」と述べた。

原題:Asian Stocks Rise as China, Japan Data Eases Slowdown Concerns(抜粋)

--取材協力:Norie Kuboyama.

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