ドイツのESMと財政協定参加に異議申し立て-議員らが提訴

ドイツの議員と民主主義派グループ は、29日遅くに関連法案が議会で承認された欧州財政協定と恒久的救済 基金である欧州安定化メカニズム(ESM)への同国の参加について、 異議を申し立てる訴訟を起こした。

民主主義派グループ「ヨーロッパ・ニーズ・モア・デモクラシー」 はインターネット経由で署名した約1万2000人を代表して連邦憲法裁判 所に提訴した。議会承認後に同団体のウェブサイトで明らかにした。メ ルケル独首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)の姉妹政党キリスト 教社会同盟(CSU)の議員、ペーター・ガウバイラー議員も同裁判所 に異議を申し立てた。野党の左派党も提訴したとミヒャエル・シュリッ ク報道官が30日に明らかにした。

原告側はESMと財政協定が民主的統治の原則を損ない、ドイツの 議員の権限に踏み込んでいると主張。新たな手段はドイツの憲法が定め る欧州統合の限度を超えているとし、国民投票で承認されない限り実施 すべきではないと訴えた。

原題:Germany’s ESM Role, EU Fiscal Pact Challenged in Top Court Suits(抜粋)