【ECB要人発言録】主権移譲めぐる議論ない-バイトマン氏

6月25日から7月1日までの欧州 中央銀行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の 氏名をクリックしてください)。

<6月29日> ドラギ総裁(ブリュッセルで記者団に):銀行への直接資本注入に将来 ESMを活用することが可能になったことは、首脳会議のもう1つの成 果だ。ECBはかねてからこれを支持してきた。これら全てが信頼性の あるものとなるために、厳しい条件が伴わなければならないことを忘れ てはならない。これが最重要だ。

<6月28日> アスムセンECB理事(SPD.deのインタビュー):欧州レベルへの主権 の移譲に関してドイツが国民投票を行う必要が最終的に生じる可能性が ある。

クーレ理事(リオデジャネイロで講演):共通の資金調達手段を導入す るには、国家債務と赤字について共通の意思決定が必要なほか、恐らく 財政支出と課税で共通の管理も求められる。それは、政治統合をさらに 深めることによってのみ実現が可能だ。見切り発車はできない。

<6月27日> プラートECB理事(FTD紙のインタビューで):ECBには政策金 利を1%未満に引き下げできないといった原則はない。6月初めの会合 では政策金利を変更しなかったが、経済の下振れリスクにも注目した。

<6月25日> バイトマン・独連銀総裁(ハンブルクでのイベントで):銀行同盟の問 題はわれわれが検討している他の問題と極めて密接に関連している。例 えば財政同盟の問題だ。

バイトマン・独連銀総裁(ハンブルクでのイベントで):ユーロ共同債 やリスクのプーリングなどに関する議論はあっても、主権移譲に関する 議論は見られない。

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