米社債保証コスト上昇、新規失業保険申請件数の増加で-CDS

31日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが2日連続で上 昇。先週の米失業保険申請件数がこの1カ月で最多となったことが影響 した。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後4時33分(日本時間6月1日午前5時33分)現在、1ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の123.3bp。これは5月18日 以来の高水準。

米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数は、前週から1万 件増えて38万3000件と、4月21日終了週(39万2000件)以来の高水準と なった。ただ、再選挙を6月17日に控えたギリシャで、救済支持派最大 の政党が支持率でリードしていることが世論調査で示され、マークイッ トCDX北米投資適格指数のスプレッドは上げ幅を縮小した。

ファースト・プリンシプルズ・キャピタル・マネジメントのポート フォリオマネジャー、マーク・アレクサンドリディス氏は「ギリシャの 再選挙が終わるまで、非常に荒っぽい展開が続くだろう」と予想。「こ うした欧州の不安定な状況だけでなく、米国で発表される経済指標が芳 しくない内容となっていることもある」と説明した。

原題:Credit-Default Swaps in U.S. Rise as Jobless Claims Increase(抜粋)

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