ブラジル株:ボベスパは反発-ギリシャの世論調査を好感

31日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が反発。ギリシャ世論調査で救済計画を支持する政党の 支持率が救済条件の破棄を主張する政党を上回り、欧州危機の深刻化で ブラジル株の需要が損なわれるとの懸念が和らいだ。5月の月間ベース の下げ率は2008年以来の大きさとなった。

中南米最大の製紙会社クラビンは4.8%上昇し、約3カ月ぶり大幅 高。生産拡大へ新規設備に2億2000万レアル(約85億円)投資すると発 表した。これを受けてバンコBTGパクチュアルが投資判断を「バイ」 に引き上げた。資産家エイキ・バチスタ氏が経営権を持つ石油会社 OGXペトロリオ・エ・ガス・パルチシパソンエスは1.1%値下がり し、3日続落。世界経済の成長が足踏みするとの懸念が広がる中での原 油安が響いた。

ボベスパ指数は前日比1.3%高の54490.41で終了。4月の鉱工業生 産が2カ月連続で減少したことから、一時は1.3%下げる場面があっ た。ボベスパの5月の騰落率はマイナス12%。

レガン・アドミニストラサン・ジ・レクルソス(サンパウロ)の運 用担当者ファウスト・ゴウベイア氏は、「市場の悲観論の反転でギリシ ャの世論調査が非常に重要な役割を果たした」と指摘。「ギリシャの新 政権が同国をユーロ圏に残留させることができれば、危機拡大に歯止め がかかるかもしれない」と述べた。

ブラジル地理統計院(IBGE)がこの日発表した4月の鉱工業生 産は前月比0.2%減少。3月は同0.5%減。ブルームバーグがアナリス ト48人を対象にまとめた予想中央値では前月から横ばいが見込まれてい た。

原題:Bovespa Pares Biggest Monthly Loss Since ’08 on Europe Optimism(抜粋)

--取材協力:Denyse Godoy.

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