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人民元:5月はペッグ制廃止後で最大の下げ-輸出減少で

中国人民元は今月、ドルに対し2005 年7月のペッグ(連動)制廃止以降で最大の月間下落率となった。欧州 の債務危機が深刻化し、中国の対欧輸出が落ち込んだことが背景にあ る。

中国人民銀行(中央銀行)は5月に元の中心レートを計0.9%元安 方向に動かした。DBS銀行(香港)の国債・市場担当上級バイスプレ ジデント、トミー・オン氏は「世界の金融状況が芳しくないため、当局 は人民元を安定させたいとの意図を持っていると思われる」と述べた。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海 市場で前日比0.18%安の1ドル=6.3690元で終了。月間では0.92%の下 げとなった。この日は一時6.3783元と、年初来安値を付けた。同日の中 心レート設定は6.3355元で、3月15日以来の低い水準。

香港オフショア市場で元は前日比0.16%安の6.3662元。月間で は1.04%安。ブルームバーグの集計データによると、元の1年物ノンデ リバラブル・フォワード(NDF)は6.4306元。

人民元はユーロに対しては約10年ぶりの高値となった。この日は1 ユーロ=7.8381元と、02年6月以来の高値に達した。

原題:Yuan Completes Worst Month Since Peg as Europe Woes Hurt Exports(抜粋)

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