香港株(終了):下落-ギリシャ懸念と米住宅指標が重しに

香港株式相場は下落。ハンセン指数 が8カ月ぶりの大幅な月間下落率となった。ギリシャの先行きに対する 懸念増大や米中古住宅販売成約指数の低下が嫌気された。

スペインやドイツで港湾を運営する複合企業のハチソン・ワンポア (13 HK)は1.8%安。小売企業に玩具や衣料を納入するリー・アンド・ フォン(利豊、494 HK)は5.9%安。米ナイキの靴を受託生産する裕元 工業(集団、551 HK)は6.2%下げた。

中国の銀行株は総じて上昇。中国人民銀行(中央銀行)が預金準備 率を来月引き下げるとの観測が背景にある。中国建設銀行(939 HK) は2.5%高。中国工商銀行(1398 HK)も1.5%値上がりした。

日興アセットマネジメント・アジアの最高投資責任者(CIO、シ ンガポール在勤)、スーナム・ン氏は「投資家は欧州をめぐる不透明感 の影響を受けている」とし、「恐らく市場参加者はギリシャよりもスペ インに対する懸念を強めつつある」と話した。

ハンセン指数は前日比60.70ポイント(0.3%)安の18629.52。月間 では約12%の下げと、昨年9月以来の大きな下落率となった。ハンセン 中国企業株(H株)指数は前日比0.1%安の9686.03で引けた。

原題:Hong Kong Stocks Fall on Europe Debt Concern, U.S. Housing Data(抜粋)

--取材協力:Yoshiaki Nohara.

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