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電力システム改革委:発送電分離を議論-卸市場活性化策も

経済産業省の電力システム改革専 門委員会は31日、電力会社の発電と送配電部門を分ける発送電分離、電 力卸市場活性化策について本格的な議論を開始した。

同委員会に配布された文書では、送配電部門を切り離す法的分離 と、運用を独立機関に移管する機能分離する2つのパターンが提示され た。

同文書では、卸電力の活性化策として、一定期間後の電力を売買で きる先物取引の制度整備や日本卸電力取引所のガバナンスの見直しの検 討が提案された。

これまでの同委員会での議論では、既存の電力規制機関のあり方に ついても委員から疑問の声が上がっており、そのあり方についても主要 な論点の1つ。欧米各国のような独立制機関の設立を提言する可能性も ある。

発送電分離は大手電力会社の独占体制を解消し、さまざまな発電会 社が送電しやすくすることで消費者が電力会社を選択できるようにする ことが狙い。

同委員会の委員長は伊藤元重・東京大学大学院経済学研究科教授。 家庭向け電力にも新しい会社の参入を認める電力自由化とともに今夏ま でに具体策をまとめる予定。

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