米国の天然ガス輸出許可発行、夏の終盤以降に-エネルギー省

米エネルギー省は、米国産天然ガス の輸出許可の判断について、数カ月遅れている調査が完了する今夏まで 待たなければならないとの見通しを示した。

米シェニエール・エナジーが昨年、ルイジアナ州からの天然ガス出 荷許可を受けて以降、同省はその他の申請を保留し、輸出に伴う国内の エネルギー消費や生産、価格への影響に関する調査を委託した。

調査の最初の部分については1月に公表されたが、当初1-3 月(第1四半期)中を予定していた第2段階の調査は完了していない。

同省のウィリアム・ギボンズ報道官は30日に電子メールで、「天然 ガス輸出の増加に伴うより広範な経済的影響を評価する第2段階の調査 は現在進められている」と説明。「今夏の遅くに包括的な調査結果を公 表できる見通しだ」とした。

天然ガス輸出を推進する液化天然ガスセンター(CLNG)のプレ ジデント、ビル・クーパー氏は、米エネルギー企業は調査の遅れに伴う コストを懸念しているとした上で、調査の公表後でもどの程度、迅速に 許可が下りるかどうか不透明だと語った。

エネルギー省には、三菱商事と三井物産と組むセンプラ・エナジー や、豪マッコーリー・グループと提携するフリーポートLNG、ドミニ オン・リソーシズなどが輸出許可を申請している。

米国と自由貿易協定(FTA)を締結していない国に天然ガスを輸 出する場合は政府の許可が義務付けられており、これには日本やスペイ ンが該当する。

原題:U.S. Says It Won’t Take Up Gas Export Permits Until Late Summer(抜粋)

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