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中国の天然ゴム在庫が増加、経済成長鈍化で需要伸び悩む

世界最大の天然ゴム消費国である中 国の青島港の天然ゴム在庫が増加し始めている。青島国際ゴム取引市場 によると、中国の需要は鈍化している。同港はタイヤなどの原料となる 天然ゴムの輸送拠点。

同市場の李翔歐・理事長は「現段階ではタイヤメーカーの需要が弱 いようだ。そのため在庫調整が鈍化している」と指摘する。同理事長は 3月に、在庫の積み上がりが価格を圧迫するとの見方を示し、予想通り の状況になっている。

天然ゴム先物相場は2011年2月に付けた過去最高値から50%下落し ており、ブリヂストンや米グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー、仏 ミシュランなどタイヤメーカーのコストは低下している。世界最大の自 動車市場である中国の1-3月(第1四半期)の経済成長率が約3年ぶ りの低水準となったことや、欧州の債務危機対策が困難な状況に陥って いることから、天然ゴム価格は下落している。

中国自動車工業協会(CAAM)のデータによれば、1-4月の同 国の自動車販売台数は前年同期比で1.3%減少し、1998年以来の不振だ った。

原題:Rubber Inventory Climbing in China as Slowdown Cuts Demand (1)(抜粋)

--取材協力:Jae Hur.

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