アジア株、下落-MSCI指数の月間下落率、08年来の大きさ

31日のアジア株式相場は下落。 MSCIアジア太平洋指数はこのままいけば、月間ベースで2008年以来 の大幅な下げとなる。欧州債務危機がギリシャ以外の国も飲み込む恐れ が意識されている上に、日本の4月の鉱工業生産指数の伸びが市場予想 を下回ったことが嫌気された。

日立建機が安い。ハイテク株の下げも目立つ。売り上げの5分の1 を欧州で稼ぐ韓国のサムスン電子は、ソウル市場で2.4%安。米国を最 大市場とするオーストラリア上場の建材メーカー、ジェームズ・ハーデ ィー・インダストリーズは0.7%の下げ。4月の米中古住宅販売成約指 数が低下した。ニューヨーク原油先物が弱気相場入りしたことを受け、 中国海洋石油(CNOOC)は香港市場で2.7%安。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時11分現在、前日 比1.4%安の111.36。先月末からの値下がり率は11%と、リーマン・シ ョック後の08年10月以来の大きさとなっている。

原題:Asia Stocks Tumble in Worst Month Since ’08 on Worsening Crisis(抜粋)

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