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ギリシャのユーロ離脱、リーマン後と影響異なろう-グリニッチ

ギリシャが秩序立った形でユーロ圏 から離脱する場合、米リーマン・ブラザーズ・ホールディングス破綻時 のような事態は発生しないだろうと、米調査会社グリニッチ・アソシエ ーツが指摘した。

グリニッチのリポートによると、今後のユーロ圏について最も可能 性の高いシナリオは自制の利いた形のギリシャ離脱で、その場合、銀行 間取引などを除いた取引高は離脱後の1年間に7.5%増加する見通し。 その後数年間は、投資家が悪材料に疲弊する中、ボラティリティ(変動 性)は低下し、取引高の拡大ペースも年間平均5.5%に鈍化が見込まれ るという。

債務危機が続く中で欧州中央銀行(ECB)や欧州各国政府が取っ てきている対応策により、世界の投資家はユーロ圏の構成国が変化した 場合に備えシステムや戦略の面で用意が整えられる状況にあると、リポ ートは指摘。2008年のリーマン破綻に匹敵するようなシステム上のショ ックが生じる可能性は高くないとの見方をとっている。

グリニッチのコンサルタント、ティム・サングストン氏は電話イン タビューで、「足元の状況を踏まえると、最も可能性の高い結末は自制 の利いた形でのギリシャの離脱だと考える。ただ事態は流動的だ」と発 言。「ニュースが非常に多く、いちいち反応していたら気が狂ってしま う。従って、ボラティリティには当然、限界がある」と述べた。

原題:Greek Exit, Non-Lehman Event, May Boost Trading, Greenwich Says(抜粋)

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