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ECB最善の貢献は物価安定維持-雇用創出でリイカネン氏

欧州中央銀行(ECB)による雇用 創出への最善の貢献は、ユーロ圏の物価安定を確実に継続することだ -。ECB政策委員会メンバー、フィンランド銀行(中銀)のリイカネ ン総裁が30日、こう強調した。

同総裁はエストニアのタルトゥで講演し、「雇用市場の機能と金融 政策は密接に結び付いている」と説明、中銀の「主たる目標が中期的な 物価安定の維持であることに変わりはない。これがユーロ圏における成 長と雇用を育むための金融政策の最善の貢献だ」と述べた。

リイカネン総裁によれば、ユーロ圏では2008年以降に約400万人の 雇用が失われ、そのうち約100万人の雇用が回復したものの、16-24歳 の若者の2割超が失業しているという。雇用主が労働力を調整する際に 最も打撃を受けるのが若年層だとしている。

同総裁は、「若者の失業問題の深刻さを考慮すれば、欧州企業は失 業した若年労働者に新たな仕事を回すことで失敗できないはずだ。この 責任を果たせなければ、失われた世代が生み出され、個人にもマクロ経 済にも大きな負担となるだろう」と話した。

原題:ECB’s Liikanen Says Stable Prices Best Help to Job Creation (1)(抜粋)

--取材協力:Kati Pohjanpalo.

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