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中国株は年末までに15%上昇へ、融資の伸びで-北京高華証券

中国政府は2008年の金融危機時ほど の大規模な景気対策は講じない考えだが、中国株の指標である上海総合 指数は上昇を続けると、最も正確な相場予想を示すアナリストらはみて いる。

米ゴールドマン・サックス・グループの中国での提携先である北京 高華証券は、上海総合指数はこのままいけば年末までに2750と、30日終 値から15%上昇すると予想。インフレ鈍化で政府の金融緩和や銀行の企 業向け融資拡大が可能になっていることを理由に挙げた。ブルームバー グ・ランキングによれば、同社は12年1月までの2年間にわたり人民元 建てA株の相場を最も正確に予測してきた。

上海総合指数は今年に入り8.4%上昇している。国内総生産 (GDP)成長率が四半期ベースで09年以来最低の水準となったことを 受け、政府が景気支援策を強化するとの観測が背景。政府は29日、4兆 元(現在の為替レートで約50兆円)の財政出動を伴う景気刺激策を講じ た08年のような規模の景気対策を導入する計画はないことを明らかにし た。

同社のストラテジスト、王漢鋒氏は電子メールで質問への回答を寄 せ、「今年の中国株式相場について依然として楽観的だ」と指摘。「イ ンフレ鈍化に伴って政策は緩和方向にシフトし、それが流動性状況の改 善につながり、A株のバリュエーション拡大を支えるだろう」と予想し た。

王氏は、政策担当者が成長に軸足を移す中、インフレ鈍化で政府が 景気刺激策を講じる余地が生まれていると説明した。11日に発表された 中国の4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%上昇と、伸 び率が3月の3.6%から鈍化し、政府の通年目標である4%を下回っ た。1-3月(第1四半期)の経済成長率は8.1%と、09年4-6月 (第2四半期)以来の低水準となった。

原題:China Stocks Seen Rising 15% by Goldman Partner on Loan Growth(抜粋)

--取材協力:Charles Shum、Carman Wu、Fred Jespersen.

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