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中国の金属先物を外国人に開放する計画、LMEにも恩恵

上海先物取引所の工業用金属先物を 中国国外の投資家に開放する計画について、同様の品目を取引する他の 取引所も恩恵を受けるとの見方を、ロンドン金属取引所(LME)幹部 が示した。

LMEアジアのマネジングディレクター、リズ・ミラン氏は上海で のインタビューで「市場開放が進めば利用の自由度が広がり、両当事者 に役立つだろう」と指摘。「われわれはそれを支持し脅威とは見ていな い。全ての取引所にとって好機だ」と述べた。LMEは工業用金属の世 界最大の市場。

中国で2番目の規模を誇る上海先物取引所のワン・リファ会長は28 日、国外に倉庫を設け外国人が先物に投資できるようにする可能性があ ることを明らかにした。日程については触れなかった。LMEのマーテ ィン・アボット最高経営責任者(CEO)は4日、ブルームバーグテレ ビジョンのインタビューで、LMEがアジアで増員を進め指定倉庫のネ ットワークを中国に拡大することを計画していると述べた。中国は世界 最大の金属消費国。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のマクロ・商品 調査アジア責任者、ニコラス・ズー氏は「大口顧客を引き込むいかなる 動きも全ての取引所に有利に働くだろう」と指摘。「上海の野心的な計 画を実現するには規制面で多くの問題を打開する必要があり、非常に長 い時間がかかる可能性がある」と述べた。

上海先物取引所は昨年、自由貿易区の倉庫への銅とアルミニウムの 引き渡しを認可した。ここでは付加価値税と輸入税が免除される 上海 自由貿易区管理当局によると、上海市は貿易拠点としての役割を強化す るため、保税倉庫の金属貯蔵能力を最大5倍に拡大することを計画して いる。

原題:China Plan to Open Metal Futures to Foreigners Seen Helping LME(抜粋)

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