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米社債保証コスト上昇、欧州懸念で-クレジットデリバティブ

30日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストがここ2週間余り で最大の上昇となった。スペインが国内銀行の資本増強策に取り組んで いることに加え、米中古住宅販売統計の悪化が響いた。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後5時20分(日本時間31日午前6時20分)現在、5.7ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上昇の122.4bp。14日には6.2bpの 伸びを示していた。

スペインの大手銀行の劣後債は今月、最悪のパフォーマンスとなっ た。同国の金融システム救済で投資家が大打撃を受けるとの懸念が背景 にある。全米不動産業者協会(NAR)が発表した4月の中古住宅販売 成約指数は前月比5.5%低下。前月は3.8%上昇に下方修正された。

欧州委員会が30日発表した5月のユーロ圏景況感指数は予想以上に 悪化し、2年半ぶりの低水準となった。VPRCがエピカイラ誌の委託 で実施した世論調査によると、ギリシャでは欧州連合(EU)の救済条 件に反対する急進左派連合(SYRIZA)への有権者の支持率は30% と、救済支持派の新民主主義党(ND)の26.5%を上回っている。

原題:Credit-Default Swaps in U.S. Climb on Europe Crisis Concern(抜粋)

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