ブラジル株:ボベスパは7カ月ぶり安値-資源株が安い

30日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が終値ベースで7カ月ぶり安値に下落。欧州債務危機が 深刻化しているとの懸念から商品相場安となり、ブラジルの主要企業の 見通しが悪化した。

原油相場の続落を背景に石油会社OGXペトロリオ・エ・ガス・パ ルチシパソンエスは8.4%、ブラジル石油公社(ペトロブラス)は2.6% それぞれ値下がり。ボベスパ指数に占める比重が最も大きい鉄鉱石生産 最大手のヴァーレは0.4%安。金属安が響いた。時価総額で中南米最大 の銀行、イタウ・ウニバンコ・ホールディングは0.5%、ブラジル銀行 は2.1%それぞれ下落。バンコBTGパクチュアルが両行の投資判断を 「ホールド」相当に引き下げたことが嫌気された。

ボベスパ指数は前日比1.5%安の53797.91と、昨年10月10日以来の 安値で終了。今月これまでの騰落率はマイナス13%で、このままいくと 月間ベースでは3年半ぶりの大幅下落となる。指数構成銘柄のうち下落 が50銘柄、上昇は17銘柄。通貨レアルはサンパウロ時間午後5時44分 (日本時間31日午前5時44分)現在、1%安の1ドル=2.0132レアル。

レメ・インベスチメントスのポートフォリオマネジャー、ジョア ン・ペドロ・ブルガー氏は電話取材に対し、「人々はギリシャに注目し てきたが、ギリシャよりも国の規模がはるかに大きいスペインの状況は ますます悪化しつつあるようだ」と指摘。「世界市場におけるリスク回 避姿勢の強まりが世界的な株安を招いており、ブラジルもその流れに追 随している」と述べた。

原題:Bovespa Falls to Seven-Month Low as Commodities Drop on Europe(抜粋)

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