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仏アクサCEO:増資なしでもユーロ崩壊に耐えられる

欧州2位の保険会社、フランスのア クサは、ギリシャの無秩序なユーロ圏離脱が起きた場合に備え、増資な しでもその影響に耐えられるよう措置を講じた。

アンリ・ドカストリ最高経営責任者(CEO)は30日、ボルドー近 郊でのメディアセミナーで記者団に対し、「われわれはユーロが生き残 ると考えているが、極端な状況に備える必要がある」と語り、アクサは 「当然ながら」、増資することなくギリシャの無秩序なユーロ離脱に耐 えうるとした。

別のプレゼンテーションではジャン・クリストフ・メニウー最高リ スク責任者(CRO)が、ユーロ崩壊の可能性に備えて昨年末に「具体 的な」措置を取ったと説明。バランスシートを守るため、数カ月前にイ タリアとスペインの公債の購入を停止したことを明らかにした。

同CROは「当社はそれぞれの国でバランスシートを維持できる」 と述べた。ただ、ユーロ崩壊の場合のより詳細な金融コストについては コメントせず、「重傷を負うだろうが、死にはしないだろう」と言うに とどめた。

同CROによると、ギリシャの銀行に対するアクサのエクスポージ ャーはごくわずかで、同国のソブリン債については昨年78%の評価損を 計上した後に残りを売却し、現在は保有していない。ギリシャのユーロ 離脱による直接的な影響を「既に考慮している」とする一方、他のユー ロ圏諸国への波及に伴うコストについて同CROは詳細に触れなかっ た。

原題:Axa Could Resist Euro Break-Up Without Adding Capital, CEO Says(抜粋)

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