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イタリア入札:発行額は目標下回る、利回り上昇-感染懸念

イタリア政府は30日に入札を実施 し、5年債と10年債で計57億3000万ユーロ(約5600億円)を発行した。 発行額は目標上限(62億5000万ユーロ)を下回り、借り入れコストは前 回の入札時に比べ上昇した。

23億4000万ユーロの10年債の平均落札利回りは6.03%と、1月30日 以来で最高となった。4月27日の前回入札では5.84%だった。応札倍率 は1.4倍と4月の1.48倍から低下。

約34億ユーロ相当の5年債の利回りは5.66%と4月の4.86%から上 昇。応札倍率は1.35倍(4月は1.34倍)。

スピロ・ソブリン・ストラテジー(ロンドン)のマネジングディレ クター、ニコラス・スピロ氏は入札後のリポートで、「スペインの状況 が悪化の一途をたどっているほか、ギリシャのユーロ圏離脱か残留かを めぐる不透明感が大きく響いている」として、「イタリアは現在、外部 要因によって信用力への評価が低下している」と指摘した。

入札後に流通市場の10年債利回りは一時6.01%に達した。ドイツ債 との利回り格差も1月以来の水準に拡大。

ギリシャは来月に再選挙を控え、ユーロ圏離脱の懸念が根強い。ス ペインについては銀行に一段の支援が必要になるとの懸念が高まってい る。

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